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台湾 上海蟹4.3トンから禁止薬検出

2014年10月02日

 

【新唐人2014年10月02日】秋になると、台湾では多くの飲食業者が中国から上海蟹を輸入します。ところが、台湾行政院衛生署食品薬品管理局の発表によると、中国大陸から輸入した4.3トンの上海蟹から、動物への使用が禁止されている薬品成分が検出されました。

 

今年8月末までに合計73回、合わせて174.9トンの上海蟹が中国から台湾に輸入されましたが、うち、4.3トンの上海蟹から動物への使用が禁じられている薬品成分が検出されました。

 

食品薬品管理局区管センター 徐錦豊副主任

「動物用医薬品のような成分が検出されました。食品安全衛生管理法では、業者は15日以内に再検査を申請できます」

 

食品薬品管理局によると、今のところ禁止薬品が検出されたのはこの一件のみだそうです。

 

中国から輸入した上海蟹から問題から問題が発見されたのはこれが初めてではありません。昨年も、ある養殖業者から輸入した蟹から1050ppbの抗生物質、クロラムフェニコールが検出されましたが、この出荷元は中国では合格養殖場に入っています。

 

食品薬品管理局区管センター 徐錦豊副主任

「もし業者が再検査を申請しなければ、この商品は輸入出来ません」

 

食品薬品管理局によると、業者による再検査の申し出がない場合、これらの疑惑のあるカニは全て返品または廃棄されるそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/30/a1142493.html (中国語)         

(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)                                                                                                                                                                           

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